先日の第3回ル・サロン…㈱アイワンズさんのICTプラーザ3F大会議室で開催された「メカモノ勉強会」に参加してきました。
内容をおおまかにお伝えしますね。
TOSOさんからは、9月の新カタログ&「ハンギングバーのあるくらし」をいただきました。もちろん実物もさわりました。ハンギングバー→「室内物干し」です。今月20日発売のハンギングバーH2は、バーを留め付けるブラケットの進化で様々な下地に対応可能になったとのこと。耐荷重はシステムバスのランドリーバーと同じで10キロだそうです。実用性もさることながら、我々ICはインテリア性も追求したいところ。カラーはブラックとホワイトの2色ですが、カラーバリエーションはもう少し増えてもいいかもしれません。こちらでカラースプレーを塗布してもいいのですが。天井ブラケットの丸型台座やバーをつないでいるL型やT型のジョイント部分の形状については、もっと洗練されていくのだろうなと想像しました。現場の声がメーカーの開発担当さんに届くといいな。
タチカワさんは、ぺルレダブルです。ご存知の方も多いと思います。ドレープとレースを前後に配して、カーテンと同じ感覚で使用できるというもの。お客様に多彩なご提案ができるのは、最新の情報がきちんと収集できているという証拠。スタイルも生地の種類も本当にたくさんありますものね。レールをとってみても、窓枠材とぴったり揃うバリエーションがあるのもすごいですよね。
ニチベイさんはバーチカルブラインド「アルペジオ」です。カーテンのように左右両開きOK。センターレーススタイルは幅120のなかで、不透明ルーバーの間にある、幅100のセンターレースルーバーが回転します。(不透明ルーバーとレースルーバーは交互に配置されている)その時、不透明ルーバーは「びしっ」と垂直になっているので、レースだけが窓面を覆っているように見えます。なるほど!日差しがほどよくコントロールされた窓辺を思い浮かべてみます。
メイドインジャパンの木製ブラインド・ナニックさん。私はまだ使ったことがありません。木製スラットに見えるアルミのブラインド作成はありますが。 風に吹かれたとき、スラットどうしが当たる「カチャカチャ」という音。木製だと違うのだろうなと思いつつも価格と相談ですからなかなか…。でも無垢の桐材を使った「ライトシリーズ」は画期的な低価格を実現しているそうですから、ぜひとも一度取り入れてみたいですね。そのほか、「ウッドシャッター」は建具として使えます。一枚のルーバーを回転させるとすべてのルーバーがスムーズに稼働。色は標準73色のほか特注色にも対応できるそうです。
以前、クラシックな調度品の似合う古いお宅で見かけたことがある このウッドシャッター。そのルーバーは動くのですよーと奥様に教えていただきました。収納扉にすると、内部が室内環境と同じになるので、収納品の管理によいかもしれません。もちろん風格もありますし。
最後は、福山の㈱WISさんの「3D調光スクリーンFUGA」です。FUGAは工場生産ではなく、1台1台スタッフさんの手作りだとか!高い技術がないと到底できないと思われる、細部にまでこだわった商品。ロールスクリーンの機能はもちろんのこと、光とプライバシーのコントロールまでも自在にできる。スラットがたたまれずに開いたまま上がっていく特殊な機能!これは実際に体感すると「おぉ~!」…間違いなしですよ。14ページにもおよぶ商品説明のレジメもいただきましたので、帰ってしっかり復習できました。福山市内にショールームがあるそうです。実際に操作してみたいという方はぜひ!(来場予約が必要)
そんなこんなで、2時間たっぷり「見て・聞いて・さわって」…ができました。ありがとうございました。
・商品に関するお問い合わせは、ご協力頂いた企業会員ご担当者さまへ!(会員名簿ご参照ください)
最後に…この度のル・サロンで、多大なご協力をきました㈱アイワンズの皆々様、ありがとうございました。インテリアコーディネーター協会を日本で最初に発足させた、故・奥野由道会長と共に、岡山のインテリア業界を長く牽引してこられ、現在もなおその役を担っておられる市川善浩社長も、今回のル・サロンにご参加いただきました。同じ時間を過ごせましたことに心からお礼申し上げます。
OIC会員 徳田芳子