活動報告

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秋のバス旅行に参加して ~神戸 竹中大工道具館と北野異人館めぐりの旅~

秋のバス旅行に参加して
~神戸竹中大工道具館と北野界隈の旅~

10月17日 水曜日
清々しい秋の晴天に恵まれて、OICバス旅行はスタートしました。

まずは、ANAクラウンホテルで昼食。
そして、今回の旅行で私が最も楽しみにしていた『竹中大工道具館』へ
向かいます。
『竹中大工道具館』到着。それでは、みんなで記念撮影を。

寺社建築の圧倒的な美しさと匠の技と心に魅了され寺社建築の事を
深く知りたいと、以前より(故)西岡常一棟梁や小川三夫棟梁の著書を
読んでおりました。期待は高まります。

では、いよいよ館内に。
館内の展示は7つのコーナーに分かれており、
どれも興味深く面白いものでした。

『棟梁に学ぶ』コーナーでは、組織を統率する棟梁の偉大さを
改めて感じました。
「腕のいい棟梁は人を育てるのも上手い。」西岡棟梁の言葉ですが、
仕事の知識、技術だけではなく、人材育成、組織運営すべてにおいて
エキスパートでなければ棟梁は務まらない。

宮大工ならずとも、
江戸時代においては、『大工』という職業は花形であり、
町娘たちは『大工の嫁』になることにあこがれていたと
聞いたことがあります。(大工さんは昔も今もモテるのですなぁ。)

また、伝統的な木組み、手刻みによる継手、仕口の実際の模型を手に取って
先人の知恵、工夫を学ぶことが出来ました。
(大工さんでない私は学んでも刻むことは出来ませんが・・・)

 

『道具と手仕事』のコーナーでは、宮大工が使う
手斧(ちょうな)、槍鉋(やりがんな)、鋸(のこぎり)
等の様々な道具の展示があり、興味深く眺めました。
日本と海外の大工道具の違いも分かりやすく説明されています。

『名工の輝き』コーナーでは、道具も芸術品だと認識させられる逸品が
素晴らしい輝きを放っていました。
「用と美」に優れた道具作りは現在の「メイド・イン・ジャパン」

受け継がれた日本の誇りでしょう。

 

知識豊富な職員さんとの会話も楽しかったです。

楽しく有意義な時間は、あっという間にすぎてしまい、
再来館することを心に決めて『竹中大工道具館』を後にしました。

旅の最後は、「神戸北野異人館街」
へ。

ここでは、自由行動で異人館へ行く人、安藤忠雄建築を訪れる人、
ショッピングをする人。
皆さん、それぞれに楽しまれています。

 

私はと言えば、今回参加出来なかった妻からのミッションの遂行。
北野の山手八番館。そこで売られている願い事が叶うという
『サターンの椅子』のキーホルダーをゲット。
ミッションをクリアしてこれで安心して帰路につくことが出来ます。
それにしても、妻はこれに何を願うのやら・・・

家に帰れば『サターンの椅子』にお願いごとをしたい子が
もう一人(?)おりました。
お父さんの旅のおみやげ話はいらないのかな???

OIC準会員 友野 洋

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