活動報告

ル・サロン

2024年度 第1回ル・サロン「倉敷巡り~見学会」

倉敷土屋邸…確か、医院だったところをリノベして宿泊施設にした町屋よね…お向かいの井上家住宅の改装を見学に行ったとき(何年前だ?)は、周辺一帯が工事用シートで囲われていたような印象で、存在すら認識できていなかったな。

倉敷国際ホテル…建築家・浦辺鎮太郎さん設計建物&棟方志功さんの巨大木版画(板画・幅12.84m高さ1.75m)が見学できるのね! スケジュール帳に予定を書き込んで 早々に参加申し込み。当日。カラッと晴れたよいお天気。倉敷市本町や東町・えびす通りや阿知神社。大阪の服飾デザイナー学校の卒業制作、最優秀で卒業した(らしい)母が生まれ育ったまち。青春を謳歌したに違いないこの界隈をトテトテ歩いてみる。鶴形山のふもとに広がるたくさんの商いの中に、当時の母のアバンギャルド的デザインの発想はあったのか?と思案しながら。

到着した最初の見学地「土屋邸」。案内人の辻さんから

「くらしとものづくりの現役のまち」をしっかり感じていただきたい!昔ながらの町屋のくらしを通して、生活のしぐさがまちなみの一部になる「Theく・ら・し・き」をまず地元が楽しみましょう!とのアナウンス。ふむふむ。

 
宿泊施設となった室内には、真備のテオリさんの美しい竹の集成材で作られた家具があちこちに。(過去のル・サロンで見学にいったことがあるのですぐにわかった。)
地元の素材・モノ・人。それらがくらしや商いを通してつながること。

このことが、地域でくらす人々の元気のみなもとなのだろうかな…ふと思って。

倉敷美観地区…ひとりでいつでもふらっと立ち寄ることができる場所かも。でも、ル・サロンで訪れることで、その場所が持つ歴史・背景・基盤となるくらしと人々の想いを直接オーナーさんや担当者から話を聞ける。場所の空気感。いいなぁ。

 

 

倉敷国際ホテルでも同様。昔写真とレクチャー付き。ロビーだけでなくお部屋も見せてもらえて。廊下やフロアごとに飾られているアートそのもの、その飾り方、まわりとのバランス。もてはやされたほめ言葉ではく、いまここで感じたままの感じ・思いを持ち帰れる。これこそ見学会の醍醐味!と再確認できた今日のル・サロン。

体験から学び取り次に生かす。もはやそんな大それたことができなくてもいい。心豊かにのびやかに自分らしく過ごす時間のための、身近なインテリア探訪。

今回訪れた場所のレポート写真は、OICのインスタやタグ付けされた会員さんのインスタなどにすでに素敵な写真がたくさんupされていますので是非!

ここまでお読みいただきありがとうございました。

・倉敷土屋邸  (https://tsuchiyatei.jp/)

・倉敷国際ホテル (https://www.kurashiki-kokusai-hotel.co.jp/)  ・OICインスタ (https://www.instagram.com/okayama.interiorcoordinators/)

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